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【PV合作】NICONICO DIRECTION 担当パートの解説とか裏話とか

【PV合作】NICONICO DIRECTION が先ほど公開されました。

 

ご視聴いただいた方はありがとうございます。まだ観てない方はぜひ観てください!

自パートについて簡単に振り返りを書いていきたいと思います。

 

記事内ではメドレー音源制作のちゅるちんさんのブログにもいくつか触れております。こちらも併せて読んでいただけますと幸いです。

 

churumedley.hatenablog.jp

 

001.みくみくにしてあげる♪ × 002.true my heart

王道定番曲2曲からのスタート。

今作がメドレー制作者ちゅるちんさんにとって久々のニコニコ流行りものメドレーであり、かつ10年目の作品ということで、ちゅるちんさんのニコメドマイリストの画面に初期のメドレーから前回のRELATIONまでみくみくパートの映像を合わせて現在に到達する演出にしました。
右下の日付は該当メドレーの投稿日です。ちゅるちんさんが曲番号のため自作した数字フォントを再現しています。

 

 

その後はみくみくにしてあげる♪の映像を増やしていきます。WMPだった本家から1年経ち、カオスなメドPVに変わっていく様子を表しています。
重ねのきしめんも含め、16:9と4:3の動画をどう配置するか考えるのが悩ましく、また楽しくありました。映像選出自体は十年祭をベースとしていますが、けもフレVTuberなど十年祭以降のトピックでの映像再現動画を盛り込み、新しい動画も入っているんだという新鮮な気持ちで観られるようにしています。

 

 

011.TOWN

ちゅるちんさんのパートに週刊ニコランフレームを提供しました。アイドルマスターに関する数字ネタが散りばめられています。

TOWNフレーム

080.TOMORROW

本合作の主催が作成・提出した映像見て「TOMORROWの後半部分にこのすば2本編の映像足していい?」と無理言ってお願いし、投稿日前日に急ぎで追加したパート。

ニコニコで伸びたこのすば2のアニメ抜粋動画から並べています。音MAD含めた流行りの二次創作や真っ当な一次創作だけではなく、アニメゲーム他様々なコンテンツに対するトピックやユーザーの反応も含めニコニコの歴史だと個人的には考えていますね。

枠の色をキャラクターの色に合わせたのは個人的なこだわりです。

 

 

082.たべるんごのうた

TOMORROWと同じく主催パートに「作者ブログにもあった辻野あかり→紲星あかりの"あかり"繋ぎを入れたい!」と無理言って投稿日前日に急ぎで追加したパート。

CV:鬼頭明里部分はカスカス動画流星群の鬼瓦ラッシュ(02:01)から取っています。

 

 

148.UNION

前回制作した十年祭からのニコニコを振り返る動画(以降、十からと表記)でもUNIONパートを担当していましたが、前回はメドレーの最序盤ということで入れるのを断念したSSSS.GRIDOMANのPVMADを中心に今回は構成しました。

もともと冒頭部分はシンプルに作るつもりだったのですが、直前のダンスロボットダンスパート(九連天和さん制作)の最後がメド島レビュ子のダンスロボットダンス煮だったので、同作者のメスシリンダーさん制作のメドレー「N+EVER!!」(UNIONのサビがメドレーの2曲目で特徴的なパート)を持ってきて、「目を醒ませ」の歌詞に合わせて寝ているレビュ子を起こしました。

十からと演出被りはしてますが、あんなパスを渡されたら受け取らざるを得ない。

 

 

149.創聖のアクエリオン

メドレーでは前曲と滑らかにつないでいるので、映像も前曲から自然に変わるようにしています。中央(パリッとマン→アチエリオン)はアイマス繋ぎ、左側は本家のバンド→プロの演奏してみた、右側はNKTIDKSGでそれぞれ繋いでいます。

CANTABILEでも演出で使った縦三分割から僧侶→ニコニコRPGの繋ぎを、敢えて変態糞土方で急ブレーキをかけています。変態糞土方は創聖のアクエリオンとして外せないのに加え、元凶となる動画のBGMがゲーム「モンスターハンター」のBGM「英雄の証」であることから、次のモンハン曲へバトンを渡すのにぴったりでした(最低)。

 

 

150.トラベルナ

前パートからモンハン繋がり。映える派生動画がなかったので、きゅっきゅっきゅっニャーやXXハンターなど、モンハン関連動画を軽く追加しています。

 

 

なお、この後の151.ようこそジャパリパークももともと自分の担当パートで一応作成しましたが、主催がせっかくなので気合入れて作りたいという話をして、一晩でトンデモクオリティの映像を作成したのでお蔵入りとなっています。

 

152.ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C

この曲、前奏や後奏の白背景+キャラ切り抜きが次々と変わっていく演出が特徴的で、過去にも紀行録や十年祭で該当パートを制作してた経験もあるのですが、そこで収めるにはもったいないほど流行りの規模が大きくかつ長期的であることから、サビががっつり使われる部分のPVを作りたいとずっと思っていました。

そしてちゅるちんさんのブログでも「しもメド選曲ではない」「そこそこ古い曲」「カオス直前で盛り上がれる曲」としてこの曲を大きく取り上げたという意図があると聞いて、もうこれは作るしかないなと。

 

映像の骨格はトムソーダさん制作のメドレーPVをもとに作っています。疾走感あるメドレーに合わせ、3D空間に次々と動画が並んでいく様子は当時見ててハチャメチャにテンションが上がったので、その感覚をできるだけ再現できるようにしました。

 

動画選出として意識したのはおおむね以下の内容です。

  • 新旧の手描き名作をできるだけ拾うこと。特にリトバスやアイドル部など、今回のメドレーの他曲で拾いづらいコンテンツの派生動画を取り上げること。
  • ここ数年のヒット作であるウマ娘とちいかわの手描きパロは目立つよう取り上げること。そのためちいかわは最初の入り、ウマ娘は東方×2→艦これ×2の流れで中央に大きく出しました。
  • かぶっちゃったネタで話題になったコマンドーと修造は2つセットで出すこと
  • 野球ネタは3つまとめて。セットにするのは巨人ということで進撃手描きパロに。
  • 最後は次曲との繋ぎのためまどマギ手描きにすること。

他パートのような圧倒的な動画物量と密度!って感じではないですが、派生動画のひとつひとつが意識して目に飛び込んでくれるパート、そして積み重ねた往年の歴代コンテンツの中に新規の顔ぶれが混ざって新しさと懐かしの共存する演出ができたのではないかと思います。

 

 

153.コネクト × 154.Pollyanna

問題のパート。

映像のコンセプトとしては、既存のメドレーやニコニコで積み上げてきた歴史におけるコネクトへのワッカによるミーム汚染です。

獅子座じゃない人の以下の作品が発想の根源となっています。

 

これを見て、過去に紀行録や十年祭でコネクトパート制作したのをワッカの動画に置き換えて制作したら面白くなると考えていました。実際VIVACEを担当してた2代目さんは勢いで制作していましたし。

というわけで、過去の紀行録・十年祭のプロジェクトファイルを引っ張り出して動画を置き換えて作りました。

 

冒頭の部分は「互いに攻防を繰り広げるワッカとまどか」の演出をもとにしました。元動画ではワッカがまけちゃいましたが、リベンジで逃げるまどかを後ろから強襲するという形になっています。
もともと自分で何とか演出しようとしてたのですが、まるくさんに映像見せて演出相談した際に代わりに制作していただきました。音に合わせてアップするとかかなり派手にしていただけたので本当に感謝。

←自作演出 まるくさん制作演出→

前半では紀行録→VIVACE→十年祭でもともとのコネクト派生がおとわっか派生に変わるようにしつつ、前半最後でワッカ関連動画を次々と出しています。

後半では十年祭後半のGF(仮)をPollyannaに置き換えてます。もはや十年祭で同じ重ねという理由で映像再現したNICONICO IMAGINATIONは影も形もありませんが、ちゅるちんさんのメドレーなのでヨシ!というのでそのままにしました。十年祭ではそのままにしてた曲番号も編集で変えています。

また、おとわっかは初代(ぬきたしパートの同人誌で管理者削除)・1番伸びた2代目(アスノヨゾラパートのネタバレで削除)・ワ禁(非公開)のすべてのバージョンをを使ってます。コネクトパートが少しずつ違います。

最後のコネクトのコメント手打ちPVは切り抜きと自作図形で再現しています。歌詞コメントも変更したことで完全におとわっかに汚染されきってしまったということが表現できたかなと思います。

 

※管理者削除・非公開の動画は以下の2つです
sm40415139 【合作】おとわっか
sm40552902 【合作】おと○っ○

 

155.ぼくとわたしとニコニコ動画 × 156.ニッポン笑顔百景

十年祭で突貫でしか入れられなかったミリオン全力振り返り動画と、まるくさん制作の笑顔に愛ををなんとしてもメインで動画で入れたくてこのパートを担当しました。

 

笑顔に愛をはもともと自力で白色をカラーキーで抜いていましたが、あまりきれいにできなかったのもありまるくさんにレイヤー分けして透過aviで出力したのをいただきました。本当に感謝です。

ぼくとわたしとニコニコ動画部分は十年祭と同じ演出ですが、全自動マリオ組曲マリオメーカー2再現版に途中から変えてたり、摩天楼合作での時報人力コーラスを別のパートに分けたりと、細かな演出を変えて差別化しています。

 

元メドレーにない音ではありますが、ニッポン笑顔百景のサビ中盤の鼓部分でじょしらくのキャラMADや、笑点大喜利・落語といった噺家要素を詰め込んでいます。Ent-art Medとゴーゴーキャスタービー霊船はどちらも落語をもとにした米津玄師の楽曲『死神』から取ってきています。

 

 

 

全体として自分がやりたかった演出ができて非常に手ごたえを感じています。他の方々の担当パートととても素晴らしく、個人的にここすきポイントの感想を語りたいことが山ほどあったレベルなので、ぜひぜひ自パートも、またNICONICO DIRECTION合作自体も何度も観てもらえるとうれしいです!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に自作部分(ジャパリパーク没部分・素材提供なしで編集した部分含む)だけまとめた動画を置いておきます。